大腸内視鏡検査

 

方針イメージ

 

 

 胃内視鏡検査と同様に、実際目でみて観察できることと、病変があった場合細胞を採取して、細胞レベルで良性か悪性か診断できます。またある程度太いほうが挿入に適しているため、画像は綺麗です。(当院もレーザー光を使用したハイビジョン画質のものを使用しています。)またいろいろな処置具も使用することが可能です。しかし大腸は普段便をためておくところなので、検査を行う前に下剤を飲んで、便をきれいに洗い流す必要があります。また大腸の走行は一人一人違うため、痛みを伴う場合があり、出血や穿孔等の合併症の危険性が指摘されています(0.04%程度)


当院の大腸内視鏡検査について

 抗凝固剤(血をサラサラにする薬)を服用されている場合は、細胞の検査やポリープ切除術が安全にできない場合がありますので、前もってお知らせください。(当院では抗凝固剤を飲まれている方のポリープ切除術は基本的にはできません)

①前日はなるべく消化のよいものを夕食まで食べていただき、夜寝る前に下剤を2錠飲んで寝ていただきます。

②検査当日朝6時より、自宅で2時間かけて下剤を2リットル飲んでいただきます。半分ぐらい飲んだところで下痢がはじまり、水様便が5~10回出ます。

③予約時間に来院いただき、希望される方は鎮痛剤を前もって打たせていただきます。ただし鎮痛剤を使用した後はふらつきが出る場合がありますので、自動車等の乗り物には乗らないでください。大腸内視鏡検査中にポリープがあればその場で切除することも可能です。

④細胞の検査をした場合は検査当日のお酒は控えてください。またポリープを切除した場合は出血、穿孔等の危険性が高くなりますので、10日間程度は、お酒、長湯、旅行、激しい運動は避けてください。